Z:終わりに

 本研究では、SEM(走査型電子顕微鏡)によって、日本産ヒラゴケ属蘚類の剋浮ェ、どのような形態の違いがあるのかを観察してきた。その結果、外剋浮フ形態においては、それぞれの種で特徴を持つものと考えられた。しかし、残念ながら、標本点数が少ない種が多く、はっきり断定できないものもあった。今後、この様な見地から、日本産ヒラゴケ属蘚類の更なる検討が進むことを期待する。

 最後に、本研究にあたり、指導教官として私達に極めて興味深い研究テーマを与え、熱心にご指導くださった岡山理科大学自然科学研究所蒜山分室の西村直樹先生、大学院博士課程の田中敦司さん、また数多くの助言を下さった、岡山理科大学自然科学研究所蒜山分室の西戸裕嗣先生、白石純先生、岡山理科大学自然科学研究所の守田益宗先生、岡山理科大学の波田善夫先生さらに、この一年の間にお世話になった岡山理科大学蒜山学舎の皆様に、心から感謝の意を表すものである。

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